13ozの右綾で織り上げたロープ染色ピュアインディゴの生機(きばた)デニム生地で製 作したトラッカージャケット。1930年代〜40年代のデニムブルゾンをリファレンスと し、日本の着物に通じる直線的なパターン構成を取り入れ袖山の丸みを排したシル エットに再構築しています。芯白のムラ糸による豊かな表情と、加工を施していない 生機特有の毛羽立ちや硬質な風合いが、経年とともに育つヴィンテージライクな佇ま いを実現。過去と現在、洋と和という相反する美意識を内包し時間と共に深化する一 着です。